復讐のネットワークスペシャリスト

情報処理技術者試験「ネットワークスペシャリスト」合格に向けた勉強日記

平成30年秋期ネットワークスペシャリスト試験結果

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嬉しい!

IPAの解答例を見て、合格はしているだろうと思っていたので、結果をみてほっとしました。

ネスペに受かる日が来るとは、感無量です。

 

得点を見てみると、午後Ⅱの採点が厳しめだったように感じます。

私の解答とIPAの解答例を比較してみました。

 

(赤)納得のいく誤答、(黄)解釈次第の審議解答と思ってます。

配点は、iTECで公開されている配点を若干カスタムしたものです。

 

■午後Ⅰ

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設問4の「トラップの問題」は解答例を見たときは不正解かなと思いました。

 

私の解答)リーチアビリティの影響を受けてしまうというのが問題と捉えた。

     →到達性がなければトラップは届かない、つまり失われると解釈された?

 

IPA解答例)到達確認がないので、トラップが消失する可能性がある。

 

キーワードは"到達確認がない"かと思いましたが、要点として「トラップをロストする可能性がある」という点が読み取れれば正解という基準と思われますね。


問3の穴埋めはケアレスミスでした。ここが取れてれば90点近くあったかー。

 

 

■午後Ⅱ

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審議1)設問1 ウ

分散アルゴリズムっていうと、負荷分散アルゴリズムとちょっと意味合いが違うけど、正解だったんでしょうか。だとすると「振り分け」でも正解なんでしょう。

 

審議2)設問2(3)

L2SWcとL2SWdが接続してるのは物理サーバです。私が書いた仮想L2SWは論理的に接続されてはいますが、解答としては×にされる可能性あると思ってました。

結果的には正解に含まれると判断された模様です。

 

審議3)設問3

「OFSの」が無くても正解なんですねきっと。

問題文に「OFSの導入時には、」とあるから、解答文における暗黙の主体はOFSだと思って書かなかったのに、IPA解答例では自OFSのIPアドレスとなってました。

自があるってことは対向もあるですよね。対向ってOFCか?、ちょっと意味が分かりません。

 

審議4)設問4(2)

L2SWaとL2SWbのL2SW向けポートと仮想L2SWの仮想サーバ向けポート

L2SWaとL2SWbはL3SWにも繋がっているので、言葉不足だったので、これは×かなと思ってました。IPAの出題意図に、仮想L2SWは含まれていなかったのですね。

私の解答は余計な文が含まれているが、「間違っている要素がない」ということで、正解扱いにしてくれたのでしょう。

 

審議5)設問5(1)

物理サーバ2が故障した場合、LBz以外のZ社向け仮想サーバが全て停止する。

解答の方向性はあってましたね。物理サーバ故障で顧客のサービス停止が発生するという観点です。解答例見たときは正解扱いにしてくれそうと思いました。

具体的に書き過ぎたかな?解答文の粒度があっていなかったようです。

 

推測ですが、物理サーバ3に言及できていないと、正解にはならなかったのではないだろうか。今見直しても、物理サーバ3の問題に特定できる記述は見当たらないです。うーん、もうちょっと冷静になれれば書けたかなー。

私の答えだと、間違っている要素もないけど、物理サーバ1が故障しても同じことが言えるんじゃね?ということになってしまうのかな。

 

審議5)設問5(2)

Webサーバz1とWebサーバz2を別々の物理サーバに配置する。

正解は、特定の顧客だけでなく3顧客全てに同じことが言えるから、「3顧客」とか、「全ての顧客」という記述がないと×なんでしょう。これも解答の粒度間違えかな、まあ納得できます。

 

 

以上、結果発表後の振り返りでした。

余談ですが、私はいわゆる「下駄」とか「部分点」は信じない派です。

素点方式ですから、採点はシンプルに行われてますよきっと。

 

合格証書届くのが待ち遠しい。